TOEIC対策におすすめの問題集まとめ！スコア別から王道の模試対策まで徹底解説！

TOEICの勉強をいざ始めようとしても、どの教材を使ったら良いのかわからないなんてことありますよね。

TOEICの教材選びでは、自分のレベルに合ったものを選択することで、効率良くスコアアップを目指すことができます。

また、問題集の出版日や解説の充実度なども考慮して選べると買って後悔する確率を減らすことができます。

本記事では、TOEIC対策にどの教材を選べば良いか悩んでいる方に下記を紹介します。

ぜひ最後までご覧ください。

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TOEIC対策に教材選びが重要な理由

TOEIC対策に教材選びが重要な理由は、自分のレベルや目的に合っていない教材を使うと、努力しても成果が出にくく、学習意欲が下がってしまうこともあるからです。

たとえば、初心者が難しすぎる問題集を使うと理解が追いつかず、逆に上級者が基礎教材ばかり使うと成長が止まってしまいます。

また、教材の解説の充実度を意識して教材を選択することも重要です。

さらに、自分の弱点（リスニング・リーディングなど）を補える教材を選べば、より効果的にスコアアップにつながります。

初心者向けおすすめのTOEIC参考書（〜300点）

まずは初心者におすすめしたい教材をご紹介していきます。

TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ

金のフレーズと銀のフレーズが発売されていますが、まずはこちらの銀のフレーズから始めることがおすすめです。

それぞれの単語はフレーズや短文と共に紹介されており、実際の使い方も含めて理解できるため、覚えやすいことが特徴です。

abceedというTOEIC対策に使えるアプリ内で購入することで、移動時間や休憩時間などの隙間時間で単語学習ができるようになるため、紙にこだわりがない方はぜひアプリも試してみてください！

はじめて受けるTOEIC L＆Rテスト全パート完全攻略

本教材は初めてTOEICを受ける方に向けて、TOEIC全体の構成や各Partの攻略方法が解説されています。

広く浅く、というイメージなので、まずは全体の雰囲気を掴みたい方や英語に苦手意識がある方におすすめです。

新形式問題対応 改訂版 世界一わかりやすい TOEICテストの授業(Part 7 読解)

オンライン英会話スクールhanasoをサポートしている関先生が著者です。

本教材は少し難易度が低めに設定されているものの、Part7で使えるテクニック等が紹介されているので、Part7への苦手意識が強い方には本教材がおすすめです。

反対に、Part7がある程度解ける方には「TOEIC L&R テスト 究極のゼミ Part 7」がおすすめです。

「リスニング」、「文法」なども苦手な方は組み合わせて使ってみることで効率良くスコアアップに繋げられます。

初心者の方におすすめの問題集の使い方

上記でご紹介した3つの教材と、初心者向け特急シリーズ、そして公式問題集です。

Partごとの対策を特急シリーズ、出題される単語を銀のフレーズでカバーし、公式問題集やはじめて受けるTOEIC L＆Rテスト全パート完全攻略で全体の流れを把握することがおすすめです。

また、Part7はつまずきやすいので、上記でご紹介した「新形式問題対応 改訂版 世界一わかりやすい TOEICテストの授業(Part 7 読解)」を使いながら対策してみてください。

中級者向けおすすめのTOEIC参考書（300点〜600点）

次に中級者向けの参考書をご紹介していきます。

1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急

本教材はレベル別に「初級・中級・上級」と分けられているので、基礎から応用まで目標に合わせて段階的に学習できます。

TOEICでよく出題される文法問題が解説とともにまとめられており、間違えた問題もしっかり復習できます。

音声を無料で入手できるので、リスニングを鍛えることも可能です。

TOEIC® L&Rテスト精選模試 リスニング3

本教材は100問×５回分で合計500問のリスニング問題が掲載されています。

音声データもダウンロードできるので、スマホで隙間時間に気軽に学習できます。

ただし、難易度は少し高めに設定されているので、まだ形式に慣れていない方は、まず特急シリーズを使ったあとに使うことをおすすめします。

TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リーディング3

先ほどご紹介した「TOEIC® L&Rテスト精選模試 リスニング3」のリーディング版です。

100問×５回分で合計500問のリーディング問題が掲載されていますが、難易度は少し高めなので、リーディングが苦手な方は、まず特急シリーズから始めましょう。

TOEIC(R) L&Rテスト 究極の模試600問+

本教材では本番に近い模試が３回分と復習用の模試まで収録されているので、問題形式に慣れたい方におすすめです。

問題数が多い教材では解説が少し不足してしまうことも多いのですが、本教材では模試３回分、合計600問に関して解説用の動画を視聴できるため復習できます。

また、自動採点機能(https://saiten.alc-book.jp/)を使うことで自己採点の手間も省けるので、現在のスコアを確認しながら実力アップを目指せます。

TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ

本教材はTOEIC頻出単語に特化した単語集で、TOEIC学習者に人気の一冊となっています。

レベル別に600点、730点、860点、990点の4つに分けられて、合計1000語収録されていて、前置詞接続詞や多義語などを含めると合計1400語を超えます。

それぞれの単語が短いフレーズや文章で収録されているので使い方も含めて理解することができます。

TOEIC L&R テスト 究極のゼミ Part 7

この教材はPart7の力を伸ばすことに特化しており、設問のタイプごとに対策ができる問題集です。

Part7の各文章の形式や問題の種類を実際に問題を解きながら解説してくれます。

解説用の問題だけでなく、試験用の問題もついているので解説を読んで注意するポイントを理解した後にそれを試すことができます。

中級者の方におすすめの問題集の使い方

中級者の方におすすめしたいのは、特急シリーズの通常版を使ってPartごとの対策をしましょう。

特に苦手パートがある場合は克服しておく必要があるため、徹底的に対策しましょう。

また、先ほど紹介した新形式精選模試リスニング、新形式精選模試リーディングを使って対策を行いつつ、公式問題集や究極の模試を活用して、本番形式で問題を解いて全体の時間感覚などを身につけましょう。

Part7が苦手な方は多いと思うので、「TOEIC L&R テスト 究極のゼミ Part 7」を使った対策も実施しましょう。

単語帳は銀フレの内容を把握できていれば金フレに移行して、600点レベルは覚えるようにしましょう。

上級者向けおすすめのTOEIC参考書（600点〜800点）

次に上級者向けの参考書をご紹介していきます。

TOEIC L&R テスト レベル別問題集 730点突破

1回約10分で終わるミニテストがリーディング12回分、リスニング12回分で合計24回分収録されています。

一回にかかる時間が短いので、忙しくてなかなか時間が取れない方でも継続しやすい教材となっています。

また、470点、600点、730点（今回ご紹介）、860点、990点と自分の目標スコアに合わせた教材選択も可能です。

TOEIC L&Rテスト でる模試 リーディング700問

合計7回分(700問)のリーディングの問題が収録されています。

問題をたくさん解いて形式に慣れたい方や一通りPartごとの対策が終わり、あとは問題をひたすら解くだけの方におすすめです。

しかしながら、以下のような問題点があり、まだ問題に慣れていない方は挫折してしまうかもしれないので注意が必要です。

・回答や日本語訳はついていても詳細な解説がついていない
・問題のレベルが他の問題集と比べて高い

TOEIC L&Rテスト でる模試 リスニング700問

こちらは先ほどご紹介した教材のリスニング版です。

構成は同じで合計7回分(700問)のリスニングの問題が収録されており、価格も同じ2000円台です。

しかしながら本参考書も、回答の詳細な解説がついていなかったり、問題のレベルが高かったりするので、基礎を身に付けてから使いましょう。

TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問

文法問題に特化して合計1000問以上も収録されています。

それぞれの問題に対して、詳しい解説がついているので、間違えた問題が分からないままになりません。

ただし、難易度に幅があるため、上級者の方でないと大幅に時間がかかってしまい、難しい可能性があります。

もし、特急シリーズのPart5とPart6が終わっても物足りていないと感じている場合はこちらも併用してみると良いと思います。

TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ

中級者向けのおすすめとしても紹介しましたが、TOEIC頻出単語に特化した人気の単語集です。

レベル別に600点、730点、860点、990点の4つに分かれており、それぞれの単語が短いフレーズや文章で掲載されているので、使い方も含めて理解できます。

上級者の方におすすめの問題集の使い方

上級者の方は各Partの対策よりも問題集の数をこなしてスコアアップを目指すことをおすすめします。

単語や文法は別途教材を用意して対策する必要がありますが、その他のPartでは模試形式を通して時間配分や解き方を身につけましょう。

苦手パートがあると高得点を取ることが難しいので、苦手なパートは優先して対策する必要があります。

単語帳は黒のフレーズ等も出版されていますが、800点前半を目指す場合は金のフレーズだけで対策可能です。

文法問題も中級者向けで紹介した特急シリーズで対策できますが、必要に応じて「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」も組み合わせていきましょう。

レベル問わず使って欲しいTOEICの問題集

ここからは、どのレベルの方でも使ってみて欲しい教材のご紹介です。

受験票が届いてからでも間に合う11日間の即効対策プログラム

本教材は、スコアが上がりやすい順に11日間で対策できるように作られているため、試験直前でもスコアに繋げられる点が魅力です。

教材内では、11日の中の何日をどのPartに割り振るべきかも記載されており、勉強の仕方に困っている方やスコアが目標まであと少し伸びない方にもおすすめです。

総仕上げとして教材の最後に実戦形式の模試もついてます。

本教材では、スコアアップのノウハウを取得し、試験形式で実際に試せるので、興味がある方はぜひ使ってみてください。

公式TOEIC Listening & Reading 問題集

この問題集はEST（Educational Testing Service）というTOEICの実施団体が作成したもので、2回分の模試が収録されています。

本番前に解くことで、試験の形式に慣れることや力試しができるので、まだ使ったことがない方はぜひ新しいものから挑戦してみてください。

特急シリーズ

特急シリーズでは各Partに特化して対策できます。

問題形式に慣れたい方や苦手パートがある方には非常におすすめです。

また、全くTOEICを受けたことがない方やこれから本格的に対策を始める方は特急シリーズを一通り解いて問題の形式に慣れるとよいでしょう。

各パートの教材は以下の通りです。

TEST パート1・2特急 難化対策ドリル

Part1の問題が50問（1回5問の10セット）収録されているため、問題形式に慣れることができました。

当時は、300点～400点くらいだったので、それくらいのスコアの方はこの問題集で良いと思います。

難しいと感じる方は、「TOEIC　L＆R　TEST初心者特急パート1・2 新形式対応」から始めることがおすすめです。

TOEIC L＆R TEST パート3・4特急 実力養成ドリル

Part3とPart4が苦手な方は本問題集を2周〜3周して問題形式や会話パターンに慣れた後に、公式問題集で先読みの練習をしながら対策を進めていくのが良いと思います。

こちらも、上記問題集が難しいと感じる場合は、「TOEIC　L＆R　TEST初心者特急パート3 新形式対応」や「TOEIC　L＆R　TEST初心者特急パート4 新形式対応」を使って徐々に慣れていきましょう。

TOEIC L&R TEST パート5特急 420問ドリル

30問の14セット、合計420問も問題が掲載されており、非常にコスパが良い問題集です。

難しいと感じる場合は、「TOEIC　L＆R　TEST　初心者特急　パート5」を使用して問題に慣れましょう。

TOEIC L&R TEST パート6特急 新形式ドリル

Part6も特急で対策できます。

各Partに特化する形で勉強できるので、パターンに慣れたり、問題の解き方を練習したりするには最適な問題集です。

僕は、Part5と同様に、最初の一か月は問題に慣れるために特急シリーズを使い、間違えた問題には印をつけて、その問題を確実に正解できるようになるまで繰り返しました。

苦手意識がある方は「初心者特急 パート6 （TOEIC　L＆R　TEST） 」を先にご利用ください。

各パートに特化した対策はそれぞれ別記事にまとめているため、興味がある方はぜひご覧ください。

TOEIC L＆Rテスト 至高の模試600問

TOEICの非公式問題集で3回分の模試が収録されています。

公式問題集と異なる点は、問題を解くときのテクニックやつまずきやすいポイントが丁寧に説明されている点です。

力試しや事前確認に使う場合はTOEICの公式問題集がおすすめですが、問題を解くためのテクニックやつまずくポイントを習得するために非公式問題集を併用しましょう。

TOEICの問題集の選び方のポイント

ここからは、参考書を選ぶ基準をいくつかご紹介します。

参考書のレベルが自分にあっているか

まずは、参考書が自分のレベルに合っているかを意識しましょう。

例えば、TOEIC400点の方が860点を目指す教材を使うと、内容が難しすぎて、回答に時間がかかって自信を失ってしまうかもしれません。

TOEIC教材は表紙に記載されている目標レベルごとに問題の難易度が違うことが多いので注意が必要です。

自分のレベルにあった教材を使用することがスコアアップへの近道なので、ぜひ気をつけてみてください。

参考書の解説が分かりやすいか

参考書を選ぶ際は解説の分かりやすさも重視しましょう。

本番で似た問題が出た時に同じような解き方が使えるため、答えに辿り着く方法を理解することが重要です。

そのため、解説が不十分で復習できないとスコアを上げるのは難しいでしょう。

解説の充実度はAmazonや楽天のレビューを見てチェックしてみるのも良いでしょう。

解き方のコツが載っているか

解き方のコツが掲載されているかも重要なポイントです。

特に「非公式問題集」では、「公式問題集」と異なり、非公式だから公開できる解き方のコツが記載されています。

短い時間で効率的に問題を解くために必要なコツが解説されているとTOEICのスコアアップが目指しやすくなります。

アプリを使って学習できるか

TOEIC教材がアプリに対応していると、隙間時間で勉強を進めやすいです。

例えば、TOEIC対策に使える「abceed」内で金のフレーズなどを購入すると、電車の中などの移動時間に単語学習を進めることができます。

購入していなくても、音源を聞くことができるとちょっとしたリスニング対策になるでしょう。

TOEIC対策に困った場合の対処法

ここからは、状況別にTOEICの対策に困った場合の対処法をご紹介します。

どの教材を選んだら良いか分からない

初めてTOEICを受験する方、ブランクがあって教材の選び方が分からない方は、最新の公式問題集を使ってみましょう。

その中で、自分が苦手だと思ったパートや正解率が悪いパートの個別対策を進めると良いでしょう。

個別対策が終わったら、非公式問題集などを活用し、全体を通したタイムマネジメント力を身につけることをおすすめします。

もし現在の自分のレベルが大体分かっている場合は、本記事で紹介したレベル別のおすすめ教材も活用してみてください。

自分の現在の英語レベルが分からない

現在の自分の英語レベルが分からない方は、公式問題集を解いて、換算表からスコアを予測したり、無料使えるレベルチェックを試したりするのがおすすめです。

例えば、TOEIC対策アプリの「Santaアルク」を使うと、無料でTOEICのスコア診断を受けることができます。

全12問に回答するだけで、高精度のAIがあなたのスコアを予測してくれるので、興味がある方はぜひ挑戦してみてください。

あわせて読みたい

SantaアルクでTOEICのスコア診断テストを受けたみた！精度はいかに？ SantaアルクのTOEICスコア診断を受講してみた感想や結果をご紹介します。無料で受講できる上に、たった12問解くだけで95%の精度でスコアを予測できるため、自分の現在のレベルを把握して学習計画を立てるためにもぜひ試してみてください。

TOEIC対策のモチベーションが続かない

モチベーションが続かない方は、TOEIC対策アプリを活用し、ゲーム感覚で楽しく学習を進めましょう。

特にスタディサプリTOEICコースでは、自分の学習時間が可視化されますし、電車などの移動時間で使用できるので勉強の習慣をつけやすいです。

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それでも難しいと思う場合は、TOEIC対策に特化したオンライン英会話に登録し、講師のサポートの元で勉強を進めることで継続しやすくなることでしょう。

TOEIC対策ができるオンライン英会話には、以下のようなものがあります。

それぞれ、無料体験レッスンも提供されているので、興味がある方はぜひ試してみてください！

まとめ

今回は、TOEIC対策におすすめしたい教材や、失敗しない選び方のポイントをご紹介しました。

TOEICは出題形式が決まっているため、やみくもに勉強するよりも「どのPartをどの順番で対策するか」「自分の弱点に合った教材を選べているか」が、スコアアップの大きな分かれ道になります。

特に、短期間で点数を伸ばしたい場合は、苦手なパートの対策に加えて、TOEICならではの解き方のコツやテクニックを身につけられるものを選択することが重要です。

自分のレベルや目標スコアに合わせて最適な一冊を選び、TOEIC本番に向けてしっかり準備を進めていきましょう！