TOEICのリーディングで400点を超えるのって難しいですよね。

リスニングは伸びるけどリーディングが伸びない。



僕の周りにもそんな感じの人が多いかも。対策を説明するね。
リーディングでは、特に時間配分と分からない問題をいかに切り捨てるかが重要になります。
本記事では、リーディングで400点を超えたい方に向けて下記を紹介します。
- TOEICリーディング400点の正答率
- TOEICリーディングで400点を超えるためのコツ
- TOEICリーディング400点を取るための勉強法
ぜひ最後までご覧ください。
TOEICリーディング400点のレベルは?
TOEICリーディングで400点を取得するということは、英語のスキルが一定の基準に達している証拠です。
文法や語彙の基礎が身についており、英文から必要な情報を正確に読み取る力や、内容を推測する読解力も備わっているレベルといえます。
また、400点というスコアに到達するには、限られた時間内で効率的に解く力(時間配分のスキル)も不可欠です。
問題の取捨選択が瞬時にできるようになっていることも、このスコア帯の特徴です。



英語を英語のまま理解できないと到達できないレベルでしょう。
TOEIC公式の資料では、リーディングが400点を超えている人は受験者の上位約10%に位置するようです。
TOEICリーディング400点の正答率
理論的にTOEICリーディングで400点を取得するためには、大体81%(400 ÷ 495 × 100)の正答率が必要になります。
リーディングは合計100問なので、最低でも81問は正解したいところです。



僕がリーディングで440点を取得したときは、最後の10問が間に合わず塗り絵でした。
分からない問題を捨てても400点には到達できるので、その点は意識しておきましょう。
TOEICリーディングで400点を超えるためのコツ
リーディングで400点を超えるためには、英語力アップの勉強に加えて、試験形式に慣れることも重要です。
ここからは、スコアアップにつながるコツをいくつか紹介していきます。
時間配分を徹底する
リーディングセクションは75分間で、Part5からPart7までの合計100問を解く必要があります。
正当数を伸ばすためには、時間配分が鍵となります。
僕は基本的にPart5に約12分、Part6に約8分、Part7に残りの55分を配分しています。
特にPart5とPart6では、解けない問題は飛ばしながら、設定した時間内で解きましょう。
Part7においても、分からない問題をどのタイミングで切り捨てるのかを自分で決めておくと良いでしょう。
本番と近い形式で練習問題を解く際だけでなく、各パートの対策をするときも時間を意識してみてください。
捨てる問題を見極める
全ての問題に回答しようとするあまり、時間がかかってしまうことがあります。
大事なのは、無理に解こうとせず、捨てるべき問題を見極めることです。
まず、問題の内容が明らかに難しい場合は、最初は飛ばして次に進みましょう。
この時、マークシートのずれを防ぐためにも、適当な番号をマークしておくと良いでしょう。
後から見直して分からなくなりそうな場合は、塗りつぶすのではなく縦線などを引いておきましょう。
また、Part5やPart6で知らない単語が2つ以上選択肢にある問題は考えても解けないので飛ばしましょう。



こういったルールを事前に決めておくと時間を無駄にせずにすむね。
TOEICリーディング400点を取るための勉強法
リーディングで400点を目指すには、効率的な勉強法を取り入れることが重要です。
ここからは、スコアアップに繋がる具体的な勉強法を見ていきましょう。
語彙力・文法力を鍛える
まずは、語彙力と文法力の強化です。
これらをつけるには、毎日単語を学習する習慣を身に付けることが重要です。
TOEICの単語対策には、金のフレーズがおすすめです。
特に、「abceed」というアプリ内で購入することで、外出先でもスマホ一つで単語を学習できます。
Part5や6のスコアを伸ばしたい方は、少し難しいですが「Santaアルク」の使用も視野に入れると良いでしょう。
「Santaアルク」を無料で使える範囲は下記記事からご覧ください。


精読と速読を身につける
リーディングで400点を達成するためには、読むスピードも重要です。
しかし、早く読もうとして何も頭に入らないのが一番良くないので、まずは「精読」がおすすめです。
「精読」は以下の記事で紹介していますが、時間をかけて文章が読めるようになる方法です。


精読ができるようになったら「速読」へとシフトしていきましょう。
Part7でよくやってしまうのが、早く読もうとして内容を理解できずに何度も返り読みをすることです。



返り読みをすると普通に読むよりも時間がかかるので注意が必要です。
苦手パートは対策しておく
TOEICのリーディングでスコアを伸ばすには、苦手なパートを放置しないことが重要です。
「なんとなくPart 7が苦手…」「Part 5が安定しない…」といった曖昧な感覚のままでは、効率的な対策ができません。
そのためにはまず、自己分析をして“得意・不得意”をはっきりさせることがスタート地点です。
以下のような教材を使うと、自分の弱点が客観的に分かります。
・ TOEIC公式問題集を時間を測って解いてみる
・ Santaアルクのスコア診断を受けてみる
一度、「どこでミスをしているか」「どのパートに時間がかかっているか」を見える化するだけで、対策の効率は大きく変わります。
どうしても自分だけだと対策が難しい場合はオンライン英会話を活用するのも手です。
例えば、「桐原オンラインアカデミー」はTOEIC対策に特化したコースを提供しています。
無料体験でTOEIC対策に関する相談をすることもできるので、ぜひ挑戦してみてください!
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僕が無料体験した感想はこちらでご覧いただけます。


僕がTOEICリーディングで400点を超えた時の手応え
正直なところ、試験中、完璧に解けている感覚はあまりありませんでした。
特にPart7では、時間が足りず最後まで到達できなかったほどです。
Part5では、知らない単語も出題され、特に後半のイディオムの問題に苦戦しました。
その中でも、時間配分を意識して上手く問題を切り捨てられたのが良かったと感じました。
Part6では、特にいまいちピンとこない文章挿入問題があったため、回答できませんでした。
ここでも、時間配分を意識して解けない問題はすぐに飛ばすようにしていました。
Part7はシングルパッセージは簡単に解けたものの、ダブル・トリプルパッセージに苦戦しました。
その結果、最後の10問は塗り絵となってしまいました。
Part5と6は解けない問題があり、Part7は時間が足りなかったものの、結果として440点を取得できました。
試験中に解けない問題があっても、時間配分を意識して上手く問題を切り捨てられたおかげだと思います。



分からない問題はしっかりと切り捨てることが重要だと学びました。
皆さんも意識してみてください!
TOEICリーディングのパート別対策
TOEICリーディングのスコアを上げるためには、パートごとに対策が必要です。
Part5からPart7でそれぞれ出題形式が異なるので、各パートの具体的な対策を見ていきましょう。
Part5
Part5は短文穴埋め問題です。
このパートでは主に語彙力と文法が問われるため、基礎知識の強化が重要です。
また、問題パターンごとの解き方ができるように慣れておくと良いでしょう。
空欄前後だけをみて解ける問題なのか、全文読む必要があるのかなどを意識して対策しましょう。
Part5の問題パターンは下記記事で紹介しています。


また、Part5の勉強方法やおすすめの教材は以下の記事をご覧ください。


Part6
Part6では長文穴埋め問題が出され、文全体の理解が求められます。
このパートでは、Part5と異なり、全文を読んで文脈を理解することが必要です。
文脈を把握することで、選択肢から正しいものを選びやすくなります。
Part6の問題パターンは下記記事で紹介しています。


また、Part6の勉強方法やおすすめの教材は以下の記事をご覧ください。


Part7
Part7は、最も問題数が多く、長文を読む必要があるパートです。
そのため、試験を受ける前に設問形式や出題パターンを理解しておくことが非常に重要になります。
また、文章を「なんとなく読む」のではなく、精読を行い、内容を正確に理解できる力を身につけておく必要があります。
さらに、Part7で十分な時間を確保するためには、Part5やPart6をできるだけスムーズに解き終えることが欠かせません。
前半パートで時間をかけすぎないことが、後半の長文読解で高得点を狙うための鍵になります。
Part7の問題パターンは下記記事で紹介しています。


また、Part7の勉強方法やおすすめの教材は以下の記事をご覧ください。


TOEICリーディング400点を取りたい人に向けたQ&A
最後に、TOEICリーディング400点を取りたい人に向けたQ&Aを見ていきましょう。
苦手パートを克服するための具体的な対策方法は?
苦手パートの克服は、TOEICリーディングで400点を目指す上での大きなカギです。
以下の3ステップを意識して取り組みましょう。
① 自己分析を行う
まずは、過去のスコアや模試を振り返り、どのパートで点数が伸びていないのかを把握します。自分の傾向を客観的に知ることがスタートです。
② ターゲットを絞って集中対策
苦手なパートが明確になったら、そこに的を絞って対策します。
たとえばPart7が苦手なら、毎日長文を読む習慣を作り、設問形式に慣れることが効果的です。
③ 実践演習を繰り返す
本番形式の模試や問題集を使って、時間を意識しながら繰り返し演習しましょう。実践を重ねることで、知識だけでなく「本番力」も養われます。
リーディングの時間が足りないときはどうすればいい?
時間が足りない原因は、大きく「読むスピードが遅い」「問題を解くスピードが遅い」の2つに分けられます。
まずはPart5・Part6を素早く処理できるように練習しましょう。また、「わからない問題に固執しない」練習も本番を想定して繰り返しておくことが重要です。
まとめ
本記事では、TOEICリーディングで400点を目指すための勉強法や対策を紹介しました。
苦手パートの克服や時間配分の見直しなをを取り入れながら、効率的にスコアアップを目指しましょう。
Part5やPart6で伸び悩んでいる方は、AIが自分の実力よりも少し難しい問題を出す「Santaアルク」がおすすめです。
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