TOEICは「Test Of English for International Communication」の略で、ビジネスに関係する英語力を測るためのテストとして使われています。

英語力の証明になるやつだよね。



最近は就活や転職とか色々な場面で見られるようになってるよ。
重要性は増しているものの、TOEICは問題にクセがあるため、英語力に加えて解き方のコツを身につける必要があるなど、初めての方は戸惑ってしまうことでしょう。
そこで、本記事では、TOEIC初心者で何から始めたら良いか分からない方に向けて、下記を紹介します。
- そもそもTOEICってどんなテストなのか
- 初心者の方がまずやることなど
- TOEIC初心者がスコアを上げるコツ
ぜひ最後までご覧ください。
そもそもTOEICってどんなテスト?
まずは、TOEICの概要をみていきましょう。
TOEICの概要
TOEICは日常生活やビジネスに関係する英語力をはかる試験です。
日本では、「一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会」が運営しています。
一般的に「TOEIC」と呼ばれているものは、「TOEIC® Listening & Reading Test」のことですが、実はTOEICには下記のように5つの種類があります。
| 測られている技能 | テスト時間 | 形式 | 料金 | |
|---|---|---|---|---|
| TOEIC® Listening & Reading Test | リスニング リーディング | リスニング:約45分間 リーディング:約75分間 | 10~990点(5点刻み) マークシート形式 | 7,810円(税込) |
| TOEIC® Speaking & Writing Tests | スピーキング ライティング | スピーキング:約20分間 ライティング:約60分間 | 0~200点(10点刻み) パソコンとヘッドセットを使用 | 10,450円(税込) |
| TOEIC® Speaking Test | スピーキング | スピーキング:約20分間 | 0~200点(10点刻み) パソコンとヘッドセットを使用 | 6,930円(税込) |
| TOEIC Bridge® Listening & Reading Tests | リスニング リーディング | リスニング:約25分間 リーディング:約35分間 | 30~100点(1点刻み) マークシート形式 *英語学習初級者から中級者向け | 7,810円(税込) |
| TOEIC Bridge® Speaking & Writing Tests | スピーキング ライティング | スピーキング:約15分間 ライティング:約37分間 | 30~100点(1点刻み) パソコンとヘッドセットを使用 *英語学習初級者から中級者向け | 9,350円(税込) |
日本で就活や昇進に使われるのも、基本的には「TOEIC® Listening & Reading Test」です。
最近は、就職や大学院試験でスコアの提出が求められることも多いため、そうしたタイミングで受験する人が増えてきています。
グローバル化で海外に進出する企業が増えてきているため、これからはさらに重視されるようになるかもしれません。



ここからは、「TOEIC® Listening & Reading Test」に絞って解説していくね!
TOEICの平均点は?
TOEICの平均点は、各回によって変わりますが、2025年12月7日午後の試験の平均点は、614.9点でした。
その他の試験の平均点を見て回ったところ、だいたい600点前後に収まることが多いようです。
TOEICの試験構成
先述したように、TOEICはリスニング(45分)とリーディング(75分)のセクションに分かれています。
リスニングは、下記の4つのPartに分かれています。
| 問題形式 | 問題数 | |
|---|---|---|
| Part1 | 写真描写問題 | 6 |
| Part2 | 応答問題 | 25 |
| Part3 | 会話問題 | 39 |
| Part4 | 説明文問題 | 30 |
リーディングは、下記の3つのPartに分かれています。
| 問題形式 | 問題数 | |
|---|---|---|
| Part5 | 短文穴埋め問題 | 30 |
| Part6 | 長文穴埋め問題 | 16 |
| Part7 | 読解問題 | 54 |
リスニングから始まり、終わったらリーディングセクションに移る形になります。
TOEICのテスト日程
TOEICは基本的に月に一度のペースで全国各地で行われています。
しかし、コロナの影響で、日程に変更があり、今までは1日に一度だった試験が、午前と午後に分けられています。
最新の試験日程は、下記のようになっています。
| 試験日 | デジタル公式認定証発行予定 |
|---|---|
| 2026年1月25日(日) | 2026年2月13日(金) |
| 2026年2月15日(日) | 2026年3月5日(木) |
| 2026年3月7日(土) | 2026年3月26日(木) |
| 2026年3月15日(日) | 2026年4月2日(木) |
初心者の方が最終的に目指すべきスコア
初心者の方が最終的に目指すべきスコアは、最終的にTOEICを取得して達成したい目標によります。
例えば、英語を強みにして就職したい場合は、700点以上を取得することが望ましいですし、外資系や英語を日常的に使う企業への就職や、留学などを考えている場合は800点以上が必要になる場合もあります。
就活でスコアとして履歴書に載せたい場合は平均点の600点台でも問題ありません。



TOEICを取得する前に、自分が何を達成したいのかを明確にしましょう。
TOEIC初心者の方が目標にすべき点数やその決め方は以下の記事もあわせてご覧ください。


TOEIC初心者の方がまずやること
それでは、TOEIC初心者の方にまずやって欲しいことをご紹介していきます。
TOEIC受験する目的を明確にする
まずは、目標スコアを決めるために、TOEICを受講する目的を明確にしましょう。
就活や転職、留学など、理由がある場合は、それに沿ったスコアの目標を、もしも理由がない場合は、「現在のスコアから何点アップ」のような形で設定しましょう。
目標によって、勉強しなければならない内容や時間などは変わってきます。
目標を明確化することによって、なんとなく勉強するよりもモチベーションを維持しやすくなるので、おすすめです。



現在300点の方が、いきなり900点を目指すと挫折する可能性が高いので、そんな時は、600点などの中間目標を挟むようにしましょう。
TOEICの内容や傾向を把握する
次に、TOEICの試験内容や出題傾向を把握しましょう。
勉強を開始する前に、それぞれのPartで実際にどんな問題が出るのかを確認することが一番大切です。
英語の試験はTOEICだけでなく、IELTSやTOEFL、英検など様々な種類がありますが、各試験で出題傾向が異なるため、違いを把握した上で、最適な勉強をすることが、高得点取得の近道になります。



極論ですが、TOEICのスコアアップのみを求める場合は、話せるようになる必要はなく、単語のスペルも正確に覚える必要もありません。
しかし、リスニングとリーディングを合わせて2時間も問題を解き続ける必要があるため、集中力の維持方法なども身につける必要があります。
TOEICならではの試験内容や出題傾向を把握して、必要なスキルやテクニックなどを身につけることで、スコアアップへの近道になることでしょう。
本番形式のテキストで実力を知る
現在の自分のレベルを確認するためには「公式問題集」を解くことがおすすめです。



一度時間を測りながら解いてみて、問題形式や試験形式を把握した上で、苦手なPartに取り組みましょう。
ここでは、問題を解くときのスピード感や自分の得意、苦手分野、現状のスコアの把握を目標にしましょう。
75分でリーディングを全て解くことは難しいですし、初めてだとリスニングも知らない単語が多く、解けない部分が多いと思いますが、落ち込む必要はありません。
TOEICは解き方のコツを把握したり、Partごとの勉強方法を試したりすることで、自然とスコアは上がってきます。
ちなみに、SantaアルクというTOEIC対策アプリを使うことで、大体のスコアを予測してもらえます。
スコア診断は無料で使えるので気になる方は試してみてください。



ちなみに、僕がスコア診断を受けた結果は以下の記事で紹介しています。


現在の実力を元に現実的な目標を立てる
自分の現在のスコアを把握した後は、そのスコアを元に目標点数を決めましょう。
最終目標は、スコアを取る目的(就活、転職など)によりますが、300点の方がいきなり次のTOEIC試験で900点突破を目指すと挫折してしまう可能性が高いです。



中間目標を設けるなどして、段階的に目標点数を上げていきましょう。
初心者の方は、まずは平均である600点付近を目指すようにしましょう。
自分にあった教材を選ぶ
教材や勉強方法の選択は重要です。
TOEICの参考書が目標スコア別に作られていることも多く、自分に合わない問題集を選択すると、難しすぎてモチベーションが下がり、勉強を継続できない可能性があります。
そのため、初心者向けの教材や600点突破など、あなたの現在のスコアに合った問題集を選択するように注意しましょう。
TOEIC初心者の方におすすめの参考書は以下の記事にもまとめているのでぜひ合わせてご覧ください。


受験日を決める
受験日を決める際は、いつまでにTOEICスコアが必要になるのかを確認し、そこから逆算しましょう。
半年〜1年先など、あまりにも期日が先である場合は、気の緩みを避けるためにも、2〜3ヶ月先を目標とすることをおすすめします。
練習で上手く時間配分できていても、本番で最後まで解き終わることができないことも多いため、期日に余裕がある場合は、複数回受験することを視野に入れるようにしましょう。
時間配分で悩んでいる方は下記記事もご覧ください。


スケジュールを作成する
受験日から逆算し、何にどれくらいの時間をかけられるのかを考慮したスケジュールを作成しましょう。
まず初めに、現在のスケジュールの中で娯楽に回している時間や仕事の時間などを含めて大まかに書き出すことで、学習に使えそうな時間を把握できます。



何となくSNSをみていた時間が見つかれば、そこを勉強に置き換えられるかもしれません。
長時間の電車やバス移動がスケジュールにある場合は、アプリを入れて机に向かわなくても学習を進められる体制を整えましょう。
TOEIC初心者がスコアを上げるコツ
それでは、TOEIC初心者がスコアを上げるコツを紹介していきます。
単語を優先的に覚える
TOEICだけに限った話ではありませんが、英語の試験では単語力が必須です。
また、TOEICでは回答の際に選択肢が提示されるため、文章が分からなくても、単語がわかると問題が解ける場合があります。
TOEICに特化した話をすると、リスニングとリーディングのテストなので、単語の正しいスペルで単語を書けるようになる必要はなく、1つの単語を確実に覚えるよりも、多くの単語に複数回触れる方がおすすめです。
また、寝る前に単語を覚えると覚えやすいと言われているので、寝る前に見直すことをおすすめします。



僕も、寝る前に単語を見直したら、次の日に頭に入っていることが多かったので、寝る前に暗記系を行うようにしています。
TOEICの単語学習には、「金のフレーズ」がおすすめです。
実践形式の問題集を使う
実践形式の問題集は、テストの形式を把握するためだけでなく、試験前に仕上げで解くことも重要です。
試験までに余裕がある場合は、リスニングとリーディングで分けたり、Partごとに解いたりしても問題ありませんが、テストの1週間前には必ず時間を測りながら、全体を通して解きましょう。



本番と同じ形式で、高得点を取るコツを活用しながら解いてみてね。
隙間時間で学習を進める
試験対策中はできるだけ毎日英語に触れて、英語学習を習慣化しましょう。
特に、学校の課題や仕事などがあると、まとまった時間を確保することが難しく、TOEICの勉強が後回しになりがちです。
そのため、通勤中や会社、学校の休み時間、帰り道など、隙間時間を活用して英語を学習する必要があるため、スケジュールを一度書き出して、空き時間を確認し、有効活用しましょう。
TOEIC対策アプリの使用も視野に入れる
最近では、TOEIC対策に特化したアプリもたくさんあります。
アプリを活用することで、隙間時間で効率的に勉強を進めることができたり、学習計画の作成に悩む必要がなくなったりします。
個人的におすすめしたいのは、以下の5つです。
・abceed
・スタディサプリTOEICコース
・TOEIC公式コンテンツ by IIBC
・トレーニング TOEIC test
・Santa アルク
TOEIC初心者におすすめのアプリや活用のポイントは以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください!


オンライン英会話などを活用する
オンライン英会話はスピーキングに特化しているイメージを持つ方も多いと思いますが、実は、「ワールドトーク」や「桐原オンラインアカデミー」のように、TOEICなどの資格対策ができるスクールも存在します。
参考書を使った学習や、個人で行う勉強は、低コストである反面、飽きやすかったり、解き方に困ったときに聞く相手を見つけらなかったりと、挫折する可能性が高くなります。
そのため、オンライン英会話や、アプリを活用して、英語学習を継続できる環境を作ることも、効率的に高得点を取得する上では重要です。
特に、「桐原オンラインアカデミー」は、2ヶ月で対策できる、TOEICの730点突破コースと、500〜600点突破コースがそれぞれ用意されており、レベルに合わせて選択できるので、おすすめです。
各Partの勉強方法
ここからは、各Partの勉強方法をご紹介していきます。
リスニングセクション
リスニング対策には、できるだけ毎日音声を聞いて耳を慣らす必要があります。
また、リスニングで高得点を取得するためには、先読みが欠かせません。
先読みは、Part1やPart2などのディレクション(問題の説明)が読み上げられている間に、Part3やPart4の問題の選択肢を確認する行為です。


特に、Part1、Part3、Part4は音源よりも先に問題を確認できるので、先読みのテクニックを身につけられるように、練習のうちから意識しましょう。
また、TOEICは各問題の回答時間にあまり余裕がないため、わからない問題を飛ばして、解ける問題を確実に取るように意識してみてください。
現在リスニングで困っている方は以下の記事もぜひご覧ください!


リーディングセクション
次に、リーディングでは、英文を読むスピードを上げるために、「精読」を徹底する必要があります。


精読は、主にPart7の復習で使う勉強方法で、時間をかけて単語の意味や文章の意味、内容の把握を行う行為です。
また、特にPart5の単語問題は、覚えている単語を増やすことや、英文の構造を把握することで、着実にスコアを上げることができます。



これから文法を対策したい方は以下の記事をあわせてご覧ください!


リーディングでは、すぐに使えるコツはあまりないため、時間をかけて勉強することが重要です。
TOEIC初心者の方におすすめしたいリーディングの対策方法は以下の記事からご覧ください。


初心者の方におすすめしたいTOEIC教材
教材選びに困った初心者の方におすすめしたいTOEIC教材は以下のとおりです。
・はじめて受けるTOEIC(R) L&Rテスト全パート完全攻略
・TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ
・公式TOEIC Listening & Reading 問題集
・特急シリーズ
TOEICの問題形式に慣れていない段階では、解説が充実しているものを選ぶようにしましょう。
また、いきなり難しい問題集に手を出すのではなく、自分のレベルに合った問題集を選択することも重要です。
教材が難しすぎると全く解けなくて挫折したり、簡単すぎると成長を実感できずにモチベーションを維持できなくなることでしょう。



教材選びのポイントやおすすめ教材の詳細は以下の記事にまとめているため、ぜひご覧ください!


TOEICに関するよくあるQ&A
最後に、TOEICに関するよくあるQ&Aを見ていきましょう。
短期間でハイスコアを目指したいです。おすすめの勉強法はありますか?
学習の進め方としては、現在の自分のスコアの把握(公式問題集)→苦手なPartを個別で対策(特急シリーズ)という流れがおすすめです。
単語帳は隙間時間に学習できるように、持ち歩く、もしくはアプリ内で購入しておきましょう。
解き方のコツは本サイトで紹介しているので、そちらをご確認ください。
また、もしお金に余裕があれば、スタディサプリTOEICの有料版を活用したり、TOEICに特化した講座を提供している「桐原オンラインアカデミー」で2ヶ月のカリキュラムを達成したりすることもおすすめです。
時間をどれくらい確保できるかによっても変わってくるため、焦りすぎないようにしつつ、隙間時間を使って学習を進めましょう。
独学でもハイスコアを狙えますか?
はい、可能です。
独学でハイスコアを目指す場合は、モチベーションをしっかりと維持しながら、正しい学習方法や、自分のレベルに合った教材を使うことを心がけましょう。
また、わからない問題が出てきた時に気軽に聞ける友人を作ったり、アドバイスがもらえる人を、できる限り見つける方が独学で勉強を進める際には効率を上げやすいです。
TOEIC対策に英会話教室は意味がありますか?
資格特化の英会話教室では、直接点数に影響が出ますし、通常の英会話でも間接的に影響を与えます。
英語は使えば使うだけ伸びるので、英会話で英語を聞くことは、間接的にリスニング力を上げることにつながりますし、教材に書かれた英文を読むことで、リーディング力やスピードアップにつながります。
まとめ
本記事では、TOEIC初心者の方にまず試していただきたいことや、おすすめの教材などをご紹介しました。
英語学習は習慣化までに時間がかかりますが、目標と期間を決めて隙間時間を活用すれば、着実にスコアは伸びていきます。
また、TOEICは偏差値方式の試験であるため、難しい問題にこだわらず、解ける問題を確実に取ることが重要です。
時間がかかる問題は飛ばし、最後は空欄を残さないようにすることで、スコアを上げることも重要です。
最初は大変と思いますが、少しずつ積み重ねることでスコアアップを目指せるので、頑張っていきましょう。
ちなみに、隙間時間を活用してTOEICを対策したい方には、スタディサプリのTOEICコースがおすすめです。
スマホ一つで単語学習やPart5の演習もできるため、忙しくても隙間時間をしっかりと活用できます。



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