TOEICのPart5の攻略法!語彙・品詞などが苦手な人へ解き方のコツをご紹介

TOEICPart5を解くコツキャッチ

TOEICのPart5はTOEICの勉強をしている方だったら一度はつまずく部分ではないでしょうか?

特に、Part7に時間を回したいのについつい時間をかけすぎてしまい、Part7の後半が塗り絵になってしまう方も少なくないと思います。

Part5が解けないとスムーズにPart7に移行できず、スコアがなかなか伸びないですよね。

そこで、本記事では、Part5を早く終わらせたいけど時間をかけてしまう方に向けて、

・Part5の概要
・Part5の問題パターンごとの解き方のポイント
・Part5を解く際に使えるコツ

などをまとめてご紹介していきます。

語彙問題や品詞問題などが苦手な方も、各問題パターンの解き方を身につけることで高得点につながるため、ぜひ最後までご覧ください。

TOEIC Part5対策におすすめの勉強方法や教材は別記事でご紹介しています。

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TOEICはPart1からPart7まで幅広くカバーする必要があり、独学だと時間がかかる場合があります。
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目次

TOEIC Part5の概要

まずは、TOEICPart5の概要を見ていきましょう。

問題形式

Part5では4つの選択肢から短文の空白に入る単語を選んで回答する問題です。

後述しますが、問題のパターンも

・語彙問題
・品詞問題
・前置詞問題など

幅広く出題されます。

2016年に新形式になる前は40問でしたが、10問少なくなっており、Part5は全部で30問です。

時間

リーディングは全部で75分です。

その中で基本的に55分はPart7に回す必要があるので、 Part5とPart6は合計で20分で解く必要があります。

僕のおすすめはPart5を12分、Part6を8分を目安に解くことです。

12分(720秒)÷30問は24秒なので、1つの問題にかけて良い時間は24秒となります。

Part5の中には文章を読まないと解けない24秒以上かかる問題品詞が分かれば10秒で解ける問題もあるので今から説明するパターンを確認してどんどん解くスピードを上げていきましょう。

問題パターン

問題のパターンはおおまかに下記のように分けられます。

語彙問題

4つの選択肢から空欄に最も意味が合う単語を選ぶ問題です。

TOEICのPart5で頻出します。

基本的には品詞は同じで、各単語の意味が異なる問題です。

品詞問題

4つの選択肢から空欄に当てはまる品詞を選ぶ問題です。

1つの単語の形容詞、動詞、副詞など異なる品詞が選択肢になります。

前置詞・接続詞問題

次に前置詞・接続詞問題です。

前置詞・接続詞問題はその名の通り、空欄に当てはまる前置詞や接続詞を選ぶ問題です。

動詞問題

こちらは1つの動詞の正しい活用形を選ぶ問題です。

動詞の現在形、過去形、完了系、動名詞形など色々な形に活用されたものが選択肢に並ぶことになります。

代名詞問題

代名詞問題は文章に合う代名詞を選ぶ問題で、選択肢には主格(I, you, he, she, etc.)、所有格(my, your, his, her, etc.)、目的格(me, you, him, her, etc.)などが並びます。

比較級問題

比較級問題は、選択肢の中から空欄に合う比較級を選ぶ問題です。

あまり多くは出題されないイメージです。

各問題パターンの解き方のコツ

ここからは、各問題パターンの解き方のコツを見ていきましょう。

語彙問題

語彙問題に関しては、問題文の意味を理解して適切な単語を選ぶため、単語力が必要となってきます。

時間をしっかりかけて問題文の意味を理解したのに単語が全く分からないので選べない、時間だけを浪費してしまった、という経験が皆さん一度はありますよね?

見分け方としては、選択肢に共通点があるかどうかです。

そのため、語彙問題に関しては、解けなかった場合にいかに時間を使わずに切り捨てるかが勝負になってきます。

わからない単語が1つだけの場合は、意味が分かる残りの3つの選択肢と比較して最適なものを消去法で選ぶことは可能です。

しかし、2つ以上わからない単語が入っており、分かる単語の中に正解がない場合は思い切ってどちらかを選んで時間を使わないようにしましょう。

また、文章の意味が分からない場合も同様に見切りをつけましょう。

TOEICは偏差値なので難しくて解けない問題は他の人も解けないと思って次に進み、確実にとれる問題をとっていきましょう!

品詞問題

品詞問題は文章の意味が分からなくても、空欄前後の単語の品詞がわかれば解けます。

見分け方としては同じ単語の異なる品詞が選択肢に並んでいるかどうかです。

空欄の後ろが名詞の場合は、名詞を修飾する形容詞の形をした単語、空欄の後ろが形容詞の場合は形容詞を修飾できる副詞が正解となります。

品詞問題の解き方は意識しながら問題集を解いて慣れることができれば、品詞問題を解くのに10秒もかからなくなるので、ぜひ練習してみてください。

品詞の見分け方としては接尾辞の把握がおすすめです。

例えば、「単語+ly」の形だと副詞(例:continuously)、「単語+sion」「単語+tion」などは名詞(例:conclusion, consideration)、「単語+able」「単語+ful」「単語+less」などは形容詞(例:agreeable, useful, useless)になります。

こういった規則を覚えることができれば、選択肢のどれがどの品詞なのかを把握できるようになるので、解答時間を短縮できます。

前置詞・接続詞問題

前置詞・接続詞の問題ですが、これは前置詞や接続詞につながる文の品詞を意識して解いてみましょう。

Although、ThoughやEven though、In spite ofは「~にもかかわらず」という意味ですがこの中に1つだけ仲間外れの表現があります。

In spite ofだけ後ろに来る品詞が名詞または動名詞、代名詞です。

他の三つは文章が続きます。

このように各接続詞の後ろに続く文の品詞を勉強するときに意識してみましょう。

動詞問題

動詞問題を解けるようになるためには動詞の時制、受動態などをしっかりと把握する必要があります。

例えば、主語の一部が空欄になっている場合に動詞や完了形がその空欄に入ることがないことや、未来形の表現(next monthなど)が文に含まれていた場合は未来形、過去の表現(3 days agoなど)が含まれていた場合は過去形になります。

文章にat the moment という表現が付いている場合は現時点の話をしていることが分かりますし、at that timeなどがついている場合は過去の話をしていることが分かりますよね。

注意しないといけないのは仮定法など現在の話をしていても文章が過去形や過去完了形になるパターンです。

時制問題では問題集を解くときにこれらのパターンを意識しながら解いてみましょう。

もし本番で難しいと感じた場合は切り捨てても良いと思います。

また、主語の把握も重要で、主語が道具の場合は基本的には動詞の受動態が空欄に当てはまるように、空欄の位置と主語をしっかりと把握してから当てはまる表現を選びましょう。

代名詞問題

代名詞問題を解くときはまず始めに文中のどこが空欄になっているのかを把握しましょう。

例えば、

It is important for him to understand ___ motivations to do a good job.

という文章で、選択肢が以下のようになっていたとします。

 1. he 2. his 3. him 4. himself

この場合はmotivation(名詞)の前に入る代名詞を選ぶ必要があるので、所有格である2. hisが正解となります。

比較級問題

比較級の問題は解きやすいです。

smallという単語を例に使うと、文中にthanが使われて何かと比較されている場合はsmallerが正解に、空欄の前にtheがあれば最上級のsmallestが正解となります。

このように、比較級なのか、最上級なのかが分かる表現を文中から探し出すことができれば回答できるので、ぜひ試してみてください。

Part5を解く際に使えるコツ

それでは、Part5を解く際に使えるコツをご紹介していきます。

空欄前後のみを読むか全文を読む必要があるかを判断する

みなさんご存知だと思いますが、TOEICのPart5はいかに早く回答を進めることができるかが大きな鍵となります。

そのため、空欄以外の部分を全部読まなくても解ける問題はできるだけ読まないようにしましょう。

語彙問題は文章全体を読まないと正解を選ぶのが難しいです。

しかし、品詞問題や前置詞問題といった空欄前後の単語の品詞や意味から正解が予測できるものに関しては時間短縮につながるので空欄前後だけを読んで回答するようにしましょう。

また、動詞問題に関しても、文章の中に未来や過去を表す時制が入ってないか、空欄の前にwillなどの助動詞がないかなどを最初に確認できれば時間をかけずに正解することができます。

このように、全文読まないと回答できない問題なのか(1問30秒目安)、空欄前後だけを読んで回答できる問題なのか(1問10秒目安)を判断することで、短時間でTOEIC Part5を解き終わることができ、Part6やPart7にもしっかりと時間を使うことができます。

各問題がどのパターンに当てはまるのかを判断できるようになるためには問題集を使って慣れておく必要があるので、ぜひ意識しながら練習してみてください。

回答にかけて良い時間を決めて守る

次に回答にかけて良い時間を練習中から決めておき、その時間をオーバーしてしまわないようにしましょう。

特にPart5〜Part7はそれぞれのPartに対して個別で時間が決まっていないので、ついついPart5に時間をかけがちになってしまいます。

Part7の最後までしっかりと回答できている方は少ないのではないでしょうか?

Part5は時間をかけたら解ける問題が多いので、ついつい時間をかけてしまいがちですが、その結果Part7が全然間に合わなくなってしまいます。

私の場合は、Part5の30問を12分で解くように気をつけているので、時間をかけすぎていないか、時計を見ながら常に調整するようにしています。

時計を意識してもついつい粘って時間をオーバーしてしまい、結局 Part7の最後まで辿り着けなかったことは苦い思い出です。

個人的には、Part5で解けそうで解けない問題に時間をつかってPart7が解けなかった時と、Part5で解けそうで解けない問題を切り捨ててPart7に進んだ場合だと後者の方がスコアは高くなると思ってます。

特に語彙問題で引っかかると、勘が当たるか当たらないかの勝負になってしまうので、ぜひ悩んだら切り捨てつつご自身で決めた時間を守るように徹底してみてください。

分からない問題は諦める

最後に一番重要なことですが、分からない問題は諦めましょう。

一つ前の内容と重なる部分もありますが、Part5には単語の意味を知っていないと解けない問題が出題されます。

このような問題に悩んで時間を使ってしまいがちですが、その悩んでいる時間をPart7に回した方が効率が良いです。

Part7はPart5と違って、文章中に答えがあるので、時間をかければ問題が解けます。

また、Part7はストーリーができているので、2問連続で答えが分かる場合もあります。

こういった部分を踏まえて、私は単語の意味が分からない問題で1分悩むよりも、文中に答えがあるPart7で少しでも解答に時間をかけたほうが高得点につながりやすいと考えてます。

練習で分からない問題を思い切って捨ててみて、リーディング全体の正答数がどうなるか試してみてください。

まとめ

いかがでしたか?

基本的にリーディングはリスニングと異なっており、解き方のコツを理解しても簡単に解けるようになりにくいです。

知り合いに聞いてもリスニングは点数がすぐに上がってもリーディングがなかなか上がらない人が多いです。

しかし、練習を通して問題の種類の判別や解き方の工夫ができるようになると短時間で高得点が狙えます。

Part5がスムーズに行くとPart6やPart7もスムーズに進むようになるので、ぜひしっかりと対策をしてリーディングで高得点を狙っていきましょう。

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