言語交換アプリは、日本にいながら外国人とつながり、リアルな英語や文化に触れられて便利です。

色んなアクセントとかイントネーションに触れたいかも。



海外の文化との違いとかも聞けて楽しいよ。
外国人とやり取りすることで、教科書だけでは学べない表現や生きた英語に触れられるのが大きな魅力ですが、アプリの選び方やどれがおすすめなのか分からない方も多いと思います。
そこで、本記事では、言語交換アプリを使ってみたい方に向けて以下を紹介します。
- 外国人と話せる言語交換アプリの概要とメリットデメリット
- 無料で使えるおすすめの言語交換アプリ
- 僕が外国人と話せる言語交換アプリを使った感想
- 言語交換アプリを使う際のポイントと注意点
ぜひ最後までご覧ください。
外国人と話せる言語交換アプリとは?
言語交換アプリは、お互いの言語を教え合いながら交流できるアプリのことです。
たとえば、日本語を学びたい外国人と英語を学びたい日本人がペアになり、アプリを通じてお互いの言語を学ぶためにやり取りします。
テキストだけでなく、音声通話やビデオ通話が可能なアプリも多くあります。
お互いの母国語を活かして学習できるので、自然な表現や発音を学べるのが大きなメリットです。
また、相手の文化や考え方に触れられるため、英語学習だけでなく文化理解も深められます。



言語交換アプリは無料で使えるものも多く、コストがかからないのも魅力です。
1時間の通話の中で、日本語30分、英語30分で会話するなど、事前にルールを決めてやり取りすることでお互いに満足できるように調整することが重要です。
外国人と話せる言語交換アプリを使うメリット
ここからは、外国人と話せる言語交換アプリを使うメリットを見ていきましょう。
無料で英語を学習できる
多くの言語交換アプリは基本的に無料で使用でき、チャットや通話、タイムライン投稿などが使えます。
広告表示や一部の翻訳・検索回数に制限がある場合はありますが、英会話練習には十分な機能が揃っています。
費用をかけなくても、スピーキング・リスニング・ライティング・リーディングの各スキルをバランスよく練習できるのは大きなメリットでしょう。
外国人の友達ができる
言語交換は学習だけでなく、国籍や文化が違う相手との関係づくりにもつながります。
共通の趣味でつながった相手とは会話が弾みやすく、英語学習も継続しやすくなります。
「学ぶための相手」から「一緒に学び合う友人」へと関係が深まることで、自然に話す量が増えていくことでしょう。



相手の食文化や生活の違いなどについて聞くのも面白いですよ。
リアルな英語に触れることができる
言語交換では、教科書的な英語だけでなく、実際の会話でよく使う省略や略語(例:BTW、FYI)、口語的な言い回しなど「生きた英語」に日常的に触れられます。
実用的なフレーズを文脈ごと覚え、使ってみて、フィードバックをもらうことができるので、実戦的な英会話力を鍛えられます。
モチベーションにつながりやすい
言語交換アプリは、学習の継続に大きく役立ちます。
相手がいることで「今日も練習しよう」という習慣を作りやすくなります。



一人で勉強するより続けやすいです。
会話を通じて成果を実感できるため、達成感が得られますし、言語を学習する仲間がいると、モチベーションの維持もしやすくなります。
外国人と話せる言語交換アプリを使うデメリット
それでは、外国人と話せる言語交換アプリを使うデメリットを見ていきましょう。
自分が言語を教える時間も必要になる
言語交換は「お互いに教え合う」ことが重要です。
自分の学習時間から相手に言語を教える時間を取る必要もあり、英語だけを集中的に伸ばしたい人はもどかしく感じてしまう可能性があります。
そういった場合は、有料ですが「オンライン英会話」を活用したり、「AI英会話アプリ」を使ったりしてみると良いでしょう。
オンライン英会話では、予約不要で好きなタイミングでレッスンを受講できる「ネイティブキャンプ」やグループレッスンで他国の学習者と交流できる「EF English LIVE」がおすすめです。



どちらも無料体験レッスンを受講できます。
英会話レッスンの時間を確保できず「AI英会話アプリ」に興味がある方は、フリートークの性能が高い「スピーク」を使ってみると良いでしょう。
危険人物も一定数存在する
言語交換アプリには、出会いや詐欺を目的とするアカウントが一定数存在します。
たとえば、いきなり外部の連絡先を聞いてきたり、住んでいるところなどの個人情報を聞き出そうとしたりする人がいるのです。
あからさまに投資や副業の勧誘などをしてくるアカウントはすぐにブロックできると思いますが、話の流れがうまく、なかなか気付けない人もいるため、注意が必要です。



プライバシー設定の徹底や、相手のプロフィールの充実具合を確認するように気をつけましょう。
時差がきつい場合もある
相手が欧米や中東、南米など離れた地域だと、やり取りできる時間が限られてしまいます。
早朝・深夜の通話が続くと睡眠の質や日中の集中力に悪影響が出てしまうでしょう。
そのため、自分が気になる国の方とやり取りしたい場合は、無理をしないように気をつけましょう。
自分も相手も教師ではない
言語交換の相手は多くの場合、プロの教師ではなく、学び合う仲間のような存在です。
そのため、体系的なカリキュラムはありませんが、リアルな表現や自然な言い回しに触れられます。
一方で間違った訂正が入ることもあるため、参考書や辞書と併用するのがおすすめです。
外国人と話せる言語交換アプリの選び方
ここからは自分に合った言語交換アプリの選び方を見ていきましょう。
安全性が高いか
安心して英語学習を継続するには、安全であることが不可欠です。
通報やブロック機能に加えて、プライバシー設定の細かさも確認しましょう。
プライバシー設定で制御できる項目としては、オンライン状態や位置情報、性別や年齢の表示、検索の制限などが挙げられます。
無料でもちゃんと使えるか
無料で学べる範囲はアプリによって異なります。
最初に、「無料でできること」と「有料でしかできないこと」を確認し、自分が使いたい機能を使えるかを軸として選択しましょう。
例えば、ハロートークでは、通話やチャットは無料であるものの、翻訳機能の回数や大人数でチャットができるボイスルームの使用に制限があります。
無料で使えるおすすめの言語交換アプリ
それでは、無料で使えるおすすめの言語交換アプリを紹介していきます。
ハロートーク
ハロートークは、外国人とのチャットや通話に加えて、タイムライン機能で日常をシェアできます。



ボイスルームっていう機能で複数人と話したりもできるね。
チャットや通話、タイムラインなどの基本機能は無料で使用できますが、翻訳機能やボイスルームの使用に制限があります。


本人確認などはなく、危険人物が一定数存在するので注意が必要ですが、プライバシー設定やブロック・通報機能が整備されているため、事前に対策しておくことで快適に使用できます。
こんな方におすすめ
・カジュアルに言語交換をしたい方
・タイムラインを活用してライティング力も高めたい方
・チャットや通話、ボイスメッセージなどさまざまな方法でやり取りしたい方
Tandem
Tandemも世界中の人とつながれる言語交換専用アプリです。
入会時に運営の審査があるため安全性が高く、信頼できる相手と出会いやすいのが特徴です。
また、プロフィールには自分の顔写真を登録する必要があり、審査が厳しいのでまじめに学習しているユーザーが多い点も安心できるポイントです。
基本は1対1のチャットや音声通話で、ハロートークのようなタイムライン機能はないので注意が必要です。
添削や翻訳機能がついているため、初心者でも安心して利用できます。
ただし、一定数詐欺や出会い目的の人もいるので、プロフィールなどからしっかりと見極めましょう。
こんな方におすすめ
・手間がかかっても安全な環境で英語を学習したい人
・ライティングよりもスピーキングに特化したい人
\ 審査があるので安全性が高い! /
マウム
Maumは韓国発の言語交換アプリで、ユーザーと1対1での音声通話や日記の投稿ができるのが特徴です。
利用登録は無料ですが、一回の通話時間に7分半の制限がかかっています。
通話は退出するのが簡単で、通報も手軽にできるので、怪しい人物とマッチングした場合はすぐに避難可能なのが特徴でしょう。
通話の際は、ランダムにマッチングが成立するので、誰に声をかけるかで悩む時間が減るのも良いポイントです。
ただし、7分半を超える通話やチャット機能の活用は有料アイテムが必要になるので注意が必要です。
こんな方におすすめ
・通話を切るタイミングが分からない方
・毎回相手を吟味してしまい、練習ができない方
・有料でも気にしない方
\ 無料で簡単に登録できる! /
僕が外国人と話せる言語交換アプリを使った感想
僕がメインで使っている言語交換アプリはハロートークです。
ハロートークは通話やチャットに加えて、タイムライン投稿など、無料でも使える範囲が広い点が魅力です。
投稿の添削では、自分では気づかない表現のクセや文法の間違いを直してもらえますし、幅広い言い回しを学べるのも楽しいポイントです。
もちろん、出会い目的や詐欺目的で近づいてくる人も一定数いましたが、日本が好きで日本語を勉強していて友好的な人が多い印象です。
また、暇つぶしや雑談目的のユーザーもいますが、自分のプロフィールを整えて「英語を学びたい」と明記しておくと、真剣に学習している相手とつながりやすいです。
実際に続けるうちに、英語を話すのに抵抗がなくなったのに加えて、「英語で考えて書く力」がついたと感じています。



単語や文法の知識だけでなく、実際の会話に近い自然な表現が身につくのも大きなメリットでしょう。
外国人と気軽にやりとりし、楽しみながら英語を勉強できる環境を持つことは、モチベーションを維持する上でも重要だと感じました。
そのため、まだ言語交換アプリを試したことがない方はぜひ一度挑戦してみて欲しいです!
言語交換アプリを効果的に使うポイント
ここからは、言語交換アプリを効果的に使うポイントを見ていきましょう。
プロフィールは充実させる
言語交換アプリでは、まずプロフィールの印象が重要です。
自分がどんな目的でアプリを使っているのかを明確に書くと相手に伝わりやすくなります。



例えば、「仕事で英語を使いたいので勉強してます。」などです。
また、興味のあることや趣味を載せておくと、会話のきっかけ作りにも役立ちますし、顔写真や自己紹介文を設定することで、相手が安心して声をかけやすくなります。
真剣に言語を学習していることが伝われば、より真面目に学習したい相手とマッチしやすくなることでしょう。
使いたい単語やフレーズは事前に整理しておく
言語交換の際は事前に使いたい単語やフレーズを整理しておきましょう。
例えば、他のアプリやテキストで勉強した表現をノートにまとめておき、一回の言語交換でどれを使ってみるか目星をつけておくと良いでしょう。
前準備なしに言語交換を始めてしまうと、自分が使える表現のみに頼ってしまい、使えるフレーズを増やすのが難しいです。



同じ表現を繰り返し使ってしまうとスピーキング力が伸び悩んでしまいます。
分からないかった部分は聞き返す
会話中に理解できない単語や表現が出てきたときは放置せず素直に聞き返すことが大切です。
「今の表現をもう一度言ってもらえますか?」「それはどういう意味ですか?」と質問すると教えてもらえるケースが多く、次回以降も使えるようになります。



「(Could you) say that again?(もう一回言ってくれる?)」や「What does that mean?(それどういう意味?)」などをよく使います。
分からないまま進めてしまうと、会話の内容が分からずに話が続かなかったり、学習効果が下がったりするため、聞き直す習慣をつけると安心です。
言語交換アプリを使う際の注意点
それでは、言語交換アプリを使う際の注意点を紹介します。
快適に英語学習を進めるためにも、以下のような内容に気をつけましょう。
プライベートな質問は避ける
言語交換アプリは学習目的のユーザーが多いため、最初から年収や住所、恋愛事情といったプライベートな質問をするのは避けましょう。
相手が嫌な思いをしてしまいますし、最悪の場合、通報やブロックされてしまう原因になります。
言語交換では、まず趣味や文化、言語の勉強方法といった話題から始めるのが良いでしょう。



僕は食べ物の話や言語の勉強方法の話をよくします。
お互いに言語を学習できるように配慮する
言語交換は有料の英会話とは異なり、相互に言語を学習することが前提です。
そのため、自分が学習したい言語と相手が学習したい言語を「15分ずつ交互に話す」などの工夫が必要となります。
自分ばかり話してしまうと、相手の言語学習の時間を奪ってしまうので、嫌な思いをさせてしまう可能性があるので注意してください。
チャットもしくは電話開始のタイミングで、あらかじめルールを作っておくことがおすすめです。
できる限りプライバシー設定は事前に設定する
言語交換アプリでは、検索範囲やプロフィールの公開範囲を調整できるプライバシー設定があることが多いです。
そのため、使い始める前に、自分の情報がどこまで公開されるのかを確認しておくことが大切です。
例えば、「住んでいる地域を非表示にする」「年齢や性別を公開しない」など、工夫することで危険人物からメッセージを受け取る確率を減らすことにつながります。
言語交換アプリには真面目な人が多い?
僕が言語交換アプリを使っていて感じたのは、言語を真面目に学びたい人が多いということです。
特に、プロフィールやタイムラインの投稿を充実させておくと、同じように学習意欲の高い相手とつながりやすく、英語学習に付き合ってくれる人が見つかりやすいです。
特にハロートークでは、日記を投稿して添削を依頼している人や、有料会員になって真面目に取り組んでいる人が多く見られました。
暇つぶし目的の人も一定数いますが、「英語を勉強したい」ときちんと伝えれば、表現を教えてくれたり練習相手になってくれることが多いです。
一方で、出会いや詐欺目的で利用している人もゼロではありません。
初対面で必要以上にプライベートを聞いてきたり、すぐにアプリ外の連絡先を求めてくる人には注意が必要です。
言語交換アプリを使う場合は、「真面目な人が多いけど例外もいる」という意識を持つことが重要です。
最初はアプリ内だけでやりとりし、違和感を覚えたら無理せず距離を置きましょう。
ブロックや通報機能を活用するのも安心して続けるためのポイントです。



基本的には大丈夫だけど、危ない人もいるって頭の片隅に入れておこうね。



違和感があったら自分の直感を信じて、すぐに距離を置くのがおすすめです。
外国人と話せる言語交換アプリに関するQ&A
最後に、外国人と話せる言語交換アプリに関するQ&Aを見ていきましょう。
言語交換アプリを安全に使うコツは?
個人情報をすぐに共有しないこと、プロフィールの公開範囲を事前に確認することが大切です。怪しいユーザーに遭遇した場合は、ためらわず通報・ブロックを活用しましょう。
どのアプリが初心者向け?
テキスト中心で学習レベルや興味分野をフィルターできるアプリが安心です。まずは利用者が多くサポートも充実している「ハロートーク」や「Tandem」から始めるのがおすすめです。
まとめ
本記事では、外国人と話せるおすすめの言語交換アプリと、効果的な使い方や注意点を紹介しました。
ハローロークやTandem、マウムといったアプリは、無料でも学習パートナーを見つけやすく、英語力向上に役立ちます。
学習効果を高めるには、事前に使いたいフレーズをまとめておくなどの工夫が重要です。
また、多くのユーザーは真面目に学んでいますが、例外もいるためプロフィールやプライバシー設定を工夫して安全に利用しましょう。
どのアプリを使うか迷ったら、利用者が多く初心者でも始めやすいハロートークに挑戦してみるのがおすすめです。