ハロートークとタンデムはどちらも言語交換アプリとして有名ですが、どちらを使うか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

あんまり違いわかんないかも



今日はその辺を解説していくよ!
それぞれのアプリの特徴を理解することで自分に合ったものを選択できることでしょう。
そこで、本記事では、ハロートークとタンデムの違いを知りたい方に以下を紹介します。
- ハロートークとタンデムの概要と特徴
- ハロートークとタンデムの比較
- ハロートークとタンデムがそれぞれおすすめな人の特徴
- 言語交換アプリを使うポイントと注意点
ぜひ、最後までご覧ください。
ハロートークの概要と特徴
ハロートークは、世界中のユーザーとチャットや音声通話を通じて交流できる言語交換アプリです。


200カ国以上、世界で6,000万人以上のユーザーが利用しています。
テキスト・音声メッセージ・通話に加え、タイムライン機能で気軽に発信・交流できるのが特徴です。
翻訳や発音再生、添削機能がチャット画面内で使えるため、初心者でも安心して会話を続けられます。
学習言語と母国語を設定するだけで、言語交換の相手を簡単に見つけられる仕組みも魅力です。



基本機能は無料で使え、広告非表示やビデオ通話などは有料プランとなります。
日本在住の外国人ユーザーも多く、学習をきっかけにリアルでの交流へ発展するケースもあります。
タンデムの概要と特徴
タンデムは世界中の言語学習者とネイティブスピーカーをつなぐ言語交換アプリです。
学習したい言語と教えられる言語を登録し、1対1のチャット・音声・ビデオ通話で言語を練習できます。
初心者〜上級者まで幅広い言語レベルに対応しており、翻訳や添削機能が搭載されているので、スムーズなやり取りが可能となります。
世界およそ180か国以上からユーザーが登録しており、300か国語以上に対応しています。
基本機能は無料ですが、有料版(Tandem Pro)で翻訳機能が無制限になるなどの追加機能も利用できます。



入会審査で実名と顔写真を登録する必要がある点はハロートークとの大きな違いでしょう。
ハロートークとタンデムの比較
ここからは、いくつかの項目に分けてハロートークとタンデムを比較していきましょう。
| ハロートーク | タンデム | |
|---|---|---|
| 学習できる言語の数 | 無料版:1つ 有料版:3つ | 無制限 |
| 安全性 | 通報・ブロック機能あり プライバシー設定など | 通報・ブロック機能あり 本名・顔写真の登録 入会時の審査あり |
| 機能 | チャット 通話 翻訳・添削機能 タイムライン機能 ボイスルーム(複数人での通話) | チャット 通話 |
| 始めやすさ | 審査なしで気軽に開始 | 本名と顔写真を登録して入会審査に通る必要あり |
| 交流のしやすさ | 通常のチャットや通話に加えて、タイムラインでのやり取りやボイスルームへの参加 | 通常のチャットと通話のみ |
| 価格 | 基本機能は無料で使用可 | 基本機能は無料で使用可 |
学習できる言語の数
まずは、ハロートークとタンデムでそれぞれ学習できる言語数についてみていきます。
実は、ハロートークの無料版では1つしか選択できず、有料会員でも3つまでとなっています。
一方で、タンデムでは制限なしに言語を学習できます。
そのため、複数の言語を学習したいけど、お金をかけたくない場合はタンデムを選択すると良いでしょう。



反対に、一つの言語だけを極めたい場合は、別の基準でどちらを使うか判断しましょう。
安全性
ハロートーク、タンデムともに言語交換アプリであるため、一定数の危険人物は存在します。
どちらも通報・ブロック機能があるため、しっかりと活用しながら自分の身を守る必要があります。
先ほども書きましたが、タンデムは本名と顔写真を登録し、審査に通る必要があるので、安全性は比較的高いと言えるでしょう。



ただし、どちらも国際ロマンス詐欺や投資詐欺、出会い目的などは存在するので、自分で気をつけて使うことが重要です。
ハロートークの危険人物は以下の記事にまとめているのでぜひご覧ください。


機能
ハロートークはチャットや無料通話に加えて、翻訳、添削やタイムラインなど機能が豊富です。
「タイムライン機能」を活用することで、空き時間にネイティブの英語表現をみたり、自分の英語日記を添削してもらったりできます。
また、ハロートークではボイスルームという複数人でのチャットも実装されており、空き時間に複数人の会話を聞くだけでも勉強になることでしょう。
一方で、タンデムはチャット・音声・ビデオ通話に特化したシンプルな設計となっています。
始めやすさ
ハロートークは審査なしで開始できるため、初心者でも気軽に始めやすいです。
実名を出さず、プロフィール写真の顔出しも不要なので、始めるハードルも低いでしょう。
一方で、タンデムは実名や本人の顔写真を登録し、審査に通過する必要があるため、いざ始めるとなるとハードルが高くなってしまいます。



とりあえず言語交換アプリを触ってみたい人はハロートークがおすすめです。
交流のしやすさ
ハロートークは通常のチャットや通話機能に加えて、タイムライン機能やボイスルームがあり、複数人と緩く交流できます。
一方、タンデムは1対1のやり取りが中心です。
主に一対一で会話したい方はどちらも大きく変わりませんが、幅広く交流したいならハロートークが良いでしょう。
価格
どちらもチャットや音声通話などの基本機能は無料で利用できます。
ハロートークは広告非表示やビデオ通話機能、翻訳無制限や複数の学習言語の選択が有料、タンデムは翻訳無制限などが有料です。



価格の部分は大きな差分はないでしょう。
ハロートークがおすすめな人
ここからは、ハロートークがおすすめな人の特徴を紹介します。
・気軽に使い始めたい方
・複数人で会話を楽しみたい方
・タイムライン機能なども活用したい方
・学習したい言語が1つに決まっている方
ハロートークは、アプリをインストールすれば審査なしですぐに使い始められるので、手軽に始めたい方に向いています。
また、1対1のチャットだけでなく、複数人が参加するボイスルーム機能もあるので、複数人で会話を楽しみたい方にもおすすめです。
タイムライン機能では、他の人の投稿を見て自然な英語表現を学習することに加えて、自分が質問したり、日記を投稿して添削してもらったりできます。
そのため、学習したい言語が1つに決まっていて、まずは気軽に始めたい場合に特におすすめです。
タンデムがおすすめな人
次に、タンデムがおすすめな人の特徴を紹介します。
・無料で複数の外国語を学びたい方
・利用者の審査があるほうが安心な方
・本名と顔写真を出すのに抵抗がない方
タンデムは、1つのアカウントで複数の言語を学べる点が大きな特徴です。
また、登録時に審査があるため、比較的安心して利用しやすい環境が整っています。
そのため、無料で複数の言語を学習したい方や、利用者の審査があるほうが安心してアプリを使える方に向いています。
本名と顔写真を出すのに抵抗がなく、1対1の会話を楽しみたい方は、相手の顔が分かった上でやり取りができるので、タンデムがおすすめです。
ハロートークかタンデムで悩んだら?
ハロートークとタンデムで悩んだ場合は、学習の目的で選ぶのがおすすめです。
まずは、本名や顔がわかる相手と一対一のチャットや会話をメインで行いたい方はタンデムが良いでしょう。
一方で、英会話に加えて、英語日記などを通じてライティング力も高めたい場合は、タイムライン機能があるハロートークがおすすめです。
複数人からコメントや添削をもらえるため、気軽に英語を使い続けやすいのも特徴です。



僕はハロートークをメインで使っていることもあり、審査の有無が気にならない方にはハロートークをおすすめしています。
言語交換アプリを効果的に使うポイント
ここからは言語交換アプリを効果的に使うポイントを紹介します。
プロフィールは充実させる
プロフィールが充実していると、真剣に言語を学習していることが伝わるため、相手も安心してメッセージを送りやすくなります。
学習中の言語やレベル、その言語を勉強している理由や、興味のある話題を書いておくと良いでしょう。
具体的なプロフィールの書き方などは以下の記事で紹介しているのでぜひご覧ください。


分からないかった部分は聞き返す
聞き取れなかったまま会話をそのまま放置して進めると、相手の話が分からないままになるので、最終的に噛み合わなくなってしまい、気まずくなってしまうかもしれません。
また、分からない箇所が分からないままになるので、学習効果が下がってしまいます。
そのため、分からない単語や表現は、その場で素直に聞き返すことがおすすめです。



相手も学習目的を理解しているため、丁寧に教えてくれることが多いです。
使いたい単語やフレーズは事前に整理しておく
言語交換をするときは、使いたい単語やフレーズを事前にノートなどにメモしておくのがおすすめです。
自分でインプットした表現を実際の会話で使うことで、記憶にも定着しやすくなります。
相手がネイティブであれば、実践での使い方がいまいち分からない表現をまとめておき、使い方を聞いてみると良いでしょう。
自分がすでに使える表現から話すのではなく、少し準備して新しい表現を使ってみるだけで、学習効率は大きく変わります。
言語交換アプリを使う際の注意点
ここからは、言語交換アプリを使う際の注意点を見ていきましょう。
TOEICなど資格の勉強には向いていない
言語交換アプリは、英会話を通じてアウトプットの機会を増やすことがメインになります。
そのため、TOEICなどの資格試験対策には向いていません。
TOEICスコアを最短で上げたい場合は、専門の教材を使い、問題形式やテクニックを身につけることに注力した方が良いでしょう。
TOEIC対策にはハロートークよりもスタディサプリTOEICなどがおすすめです。



1週間無料で試せるので気になる方はまず体験してみてください。
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相手を英語講師として見ないようにする
次に、相手を英語講師としてみないようにしましょう。
英会話教室に在籍している講師とは異なり、相手はネイティブであっても指導経験があるわけではありません。



日本語の文法の細かい説明や表現の成り立ちなど、日本人であっても答えられない場合は多いですよね。
同様に相手がネイティブであっても「英語講師」とみなして色々と質問したり、一方的に言語を習おうとしたりしないように注意が必要です。
相手に日本語を教える時間も必要になる
言語交換では、相手の学習もサポートする必要があります。
一方的に教えてもらおうとすると、相手に嫌な思いをさせてしまい、関係が続きにくくなるため、お互いに教え合う姿勢を持つことが重要です。
実際に音声通話などをする際は、最初の30分は相手の日本語をサポートし、後半の30分は自分の英語学習に付き合ってもらうなど、事前にルールを決めておくことがおすすめです。
危険人物に気をつける
言語交換アプリでは危険人物に気をつけましょう。
特に、
・国際ロマンス詐欺
・出会い目的
・宗教勧誘目的
・投資勧誘目的
などの人には要注意です。
特に、出会ってすぐに個人情報を教えないことや、不審な相手はブロックするなどの対策を意識しましょう。
安全にアプリを使用するためにも、危険人物の見極め方や危険人物をブロックする方法を記載した別記事もあわせてご覧ください。
まとめ
本記事では、ハロートークとタンデムを比較し、それぞれの特徴や向いている人、使い方のポイントについてご紹介しました。
ハロートークはタイムラインやボイスルーム機能があり、ライティングを鍛えたい方や、複数人での会話を楽しみたい方に向いています。
一方、タンデムはタイムライン機能がなく、1対1の会話に集中できる設計です。
審査があり、本名と顔写真を登録する必要があるため、比較的安全性が高い点も特徴といえるでしょう。
本記事で紹介した内容を参考に、自分の目的や学習スタイルに合ったアプリを選んでみてください。
どちらも無料で始められるため、まずは実際に使ってみて、相性を確かめるのがおすすめです。



僕のおすすめは、手軽に始められてタイムライン機能なども使えるハロートークです。
どちらを使うかで悩んだら、ぜひハロートークを試してみてください!


