日本に外国人の方が増えており、英語を使って自己紹介する機会も多いと思います。

特に都市部だと多いよね。



日本語が通じることもあるけど英語で自己紹介できるとかっこいいよね。
特に、ビジネスでは英語で自然に自己紹介できると良い印象を与えられることでしょう。
そこで本記事では、英語での自己紹介に自信がない方に向けて、下記を紹介します。
- 自己紹介を英語でする際のポイント
- 英語で自己紹介する場合の大まかな流れ
- 状況別で英語の自己紹介に使える表現
- 自己紹介に使える例文
ぜひ最後までご覧ください。
自己紹介を英語でする際のポイント
自己紹介は、 特に英語を使う場面では緊張するシーンの一つです。
しかし、事前に準備をしておくことで、その緊張を和らげることができます。
ここでは、英語で自己紹介をする際のポイントを紹介します。
情報を詰め込みすぎない
自己紹介を行う際は情報を詰め込みすぎないように注意しましょう。
最初からたくさんの情報を盛り込むと相手が混乱してしまいます。
例えば、「私はマーケティング部で働いていて、趣味は料理と映画観賞、家に犬がいて、サッカーを週末にする予定です。ちなみに家族は4人です。」と自己紹介をしてしまうと相手はどこに注目すればよいかわからなくなります。
代わりに、一つの話題を2~3文で掘り下げることで、より印象的な自己紹介ができます。
上記の例だと、「私はマーケティング部で働いています。趣味は料理で、和食が好きです。最近は魚の塩焼きにハマっています。」といった形です。
最初は一つの話題に触れて相手が覚えやすいように工夫すると良いでしょう。
相手の目を見る
自己紹介をする際には、相手の目を見ることも大切なポイントです。
目を合わせることで、相手に安心感や信頼感を与えることができます。
視線を合わせることで、話している内容も伝わりやすくなります。
相手が聞き取りやすいようにゆっくりはっきりと話す
特に初対面の相手には、スピードよりも分かりやすさが重要です。
緊張して早口になりがちですが、ゆっくりはっきりと話すことで相手が理解しやすくなります。
意識的にスピードを落としたり、音の強弱や抑揚をつけたりすることで、相手の興味をひきましょう。
英語で自己紹介する場合の大まかな流れ
ここからは、英語で自己紹介する場合の大まかな流れを見ていきましょう。
挨拶
まずは挨拶からです。
挨拶は、相手に対して好印象を与える大事な要素です。
例えば、下記のような挨拶があるので状況に応じて使い分けましょう。
・Good morning/afternoon/evening everyone. (おはようございます/こんにちは/こんばんは、皆さん。)
・Hello everyone. (こんにちは、皆さん。)
・I’m glad to meet you all. (皆さんにお会いできて嬉しいです。)
明るく自信を持って挨拶することで、自己紹介の際に良い雰囲気を作ることができます。
名前
次に、自分の名前を述べます。
自分の名前に加えて、呼んでほしいニックネームを合わせて伝えるのも良いでしょう。
以下は具体例です。
・My name is Yoshinobu Yamamoto., but you can call me Yoshi. ((私の名前は山本よしのぶですが、「よし」と呼んでください。)
ちなみに、日常会話で挨拶をするときは、苗字は省いてファーストネームだけを伝える場合もあります。
このように、相手が呼びやすい名前を提示することで、覚えられやすくなります。
出身
続いて出身地について触れます。
これは相手との共通点を見つけるための良いポイントです。
出身地を伝えることで、相手に親しみを持ってもらいやすくなります。
下記は例です。
・I’m from Kanagawa Prefecture in Japan. (私は日本の神奈川出身です。)
・I was born in Fukuoka and grew up in Tokyo. (私は福岡で生まれて東京で育ちました。)
・I grew up in Okinawa but came to Tokyo for university and have been here ever since.(私は沖縄で育ちましたが、大学のために東京に来てそれからずっと東京にいます。)
・I am originally from Hokkaido, but I am now located in Osaka.(北海道出身ですが、現在は大阪にいます。)
上記に加えて、出身地の特徴などを簡潔に付け加えると良いでしょう。
その他(趣味や職業)
最後に、自分の趣味や職業について話して、自己紹介を締めましょう。
・I work as a software engineer at a tech company. (テクノロジー企業でソフトウェアエンジニアとして働いています。)
・In my free time, I enjoy hiking and photography. (暇な時にはハイキングや写真撮影を楽しんでいます。)
・I have two cats and I love spending time with them. (猫を2匹飼っていて、彼らと過ごす時間が大好きです。)
・On weekends, I like to go to the movies.(週末に映画に行くのが好きです。)
・Recently, I’m into cooking Italian food.(最近はイタリア料理を作るのにハマっています。)
相手が共通の趣味や興味を持っている場合、自分との会話が弾むきっかけにもなります。
自己紹介の最後は、今後の関係を楽しみにしている旨を伝える一言で締めくくりましょう。
例えば、以下のような表現が使えます。
・I look forward to working with all of you. (皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。)
・I’m excited to hang out with you.(遊びに行くのが楽しみです。)
このような流れを意識することで、英語での自己紹介がよりスムーズに行えるようになるでしょう。
状況別で英語の自己紹介に使える表現
自己紹介は、状況に応じて適切な表現を使うことが重要です。
友達に会うとき、ビジネスの場面、または面接に臨むときでは、自己紹介の内容を変える必要があります。
ここでは、さまざまなシーンで使える自己紹介の表現方法を見ていきましょう。
友達
友達との自己紹介はカジュアルでリラックスした雰囲気が求められます。
興味や趣味を共有することで相手との距離を縮める良いチャンスです。
あいさつ・はじめの一言
・Hey! I’m [名前]. Nice to meet you!(やあ![名前]です。はじめまして!)
・It’s great to finally meet you, I’ve heard so much about you.(やっと会えて嬉しいです。あなたのことはいろいろ聞いてたよ。)
出身・住んでいる場所
I’m from Osaka, but I live in Tokyo now.(大阪出身だけど、今は東京に住んでるよ。)
I grew up in Hokkaido.(北海道で育ちました。)
趣味・好きなこと
I’m really into hiking and nature.(ハイキングと自然がすごく好きです。)
I enjoy playing video games and watching movies.(ゲームと映画を見るのが趣味です。)
今後の関係について
Do you want to go to a craft beer bar together next time?(今度、一緒にクラフトビールのバーに行こうよ。)
Let’s grab coffee sometime!(今度コーヒーでも行こうよ!)
このようなフレーズを使うことで、相手に自分の人となりを知ってもらうことができます。
共通の趣味が見つかれば会話が弾むきっかけとなることでしょう。
ビジネスシーン
ビジネスシーンでは、自己紹介はよりフォーマルで明確な情報を伝えることが重要です。
自己紹介は、まず信頼感を築くための第一歩です。
以下はビジネスシーンで使える自己紹介の例です。
あいさつ・自己紹介の導入
・Hello, I’m [名前]. It’s a pleasure to meet you.(こんにちは、[名前]です。お会いできてうれしいです。)
・Nice to meet you all. I’m [名前], and I’m in charge of [担当業務].(皆さん、はじめまして。[名前]です。[担当業務]を担当しています。)
所属・役職・業務内容
・I work in the marketing department.(マーケティング部で働いています。)
・I’m a software engineer at [会社名].([会社名]でソフトウェアエンジニアをしています。)
・I mainly focus on [業務内容].(主に[業務内容]に取り組んでいます。)
キャリアや背景に関する情報
・I’ve worked in [専門分野] for over [年数] years.([専門分野]で[年数]年以上の経験があります。)
・I studied international business at university.(大学では国際ビジネスを学びました。)
今後の意気込み・姿勢
・I’m excited to be part of this team.(このチームの一員になれてうれしいです。)
・Please feel free to reach out if there’s anything I can help with.(何かあれば、遠慮なく声をかけてください。)
締めの一言
・I’m looking forward to working with you.(今後一緒に仕事をするのを楽しみにしています。)
・Thanks for having me on the team.(チームに迎えてくれてありがとうございます。)
ビジネスの場面では、明確な役職や経歴を伝えることで相手に信頼感を持ってもらえます。
砕けた表現は避けるように注意しましょう。
友達への自己紹介に使える例文
友達に自己紹介をする場面は多く、特に新しい環境に入る際には、自分を知ってもらう良い機会です。
自己紹介の際は、以下のような基本的な流れに沿って話すとスムーズです。
- 挨拶
- 名前
- 出身地
- 趣味や家族
- 最近の出来事や共通の話題を共有
ビジネスシーンでの自己紹介に使える例文
ビジネスシーンでの自己紹介は、しっかりとした印象を与えるために重要です。
新しい職場に入った時や会議での発言などで使える自己紹介の例文を紹介していきます。
ビジネスの自己紹介は、以下の基本的な流れに沿って進めるとスムーズです。
- 挨拶
- 名前
- 所属先や役職
- 簡単な業務内容
- 最後に一言メッセージ(期待・意気込みなど)
海外クライアントとの初対面向け
Good afternoon. My name is Takashi Yamada, and I’m a marketing manager at ABC Corporation.
I handle campaign planning and execution for both domestic and international markets.
It’s a pleasure to meet you and I’m looking forward to working together with you.
こんにちは。ABC株式会社でマーケティングマネージャーを務めております、山田タカシと申します。
国内外の市場向けに、キャンペーンの企画・実行を担当しております。
お会いできて光栄です。皆様と共に働けることを楽しみにしています。
カジュアルな社内ミーティング向け
Hi everyone, I’m Taka from the marketing department.
I mainly handle content strategy and social media campaigns. I’ve been with the company for about 3 years now. Looking forward to working with you all!
皆さん、こんにちは。マーケティング部のタカです。
主にコンテンツ戦略やソーシャルメディアキャンペーンを担当しています。
この会社には約3年ほど勤めています。これから一緒に仕事ができるのを楽しみにしています!
新しい部署や異動先での自己紹介
Good morning. I’m Takashi Yamada, and I’ve recently been transferred to the Marketing Department.
I’ve been with ABC Corporation for 5 years, mostly working on brand strategy and market research.
I’m excited to learn from everyone here and contribute to the team. Thank you!
おはようございます。山田タカシです。最近マーケティング部に異動になりました。
ABC株式会社には5年間勤めており、これまでは主にブランド戦略や市場調査を担当してきました。
このチームの一員として学びながら貢献できるのを楽しみにしています。よろしくお願いします!
初めてのやり取りでの注意点
ここからは、英語での自己紹介や新しい環境での初めてのやり取りで気を付けるべきポイントを説明します。
政治や宗教の話を避ける
初対面の相手との会話では、特に気を付けたいのが政治や宗教についての話題です。
こうしたテーマは場合によっては相手に不快感を与えたり、誤解を招いたりする可能性があります。
特に初対面の場では、議論を引き起こすリスクを避けるためにも話題にしない方が良いでしょう。
不安であれば第三者にフィードバックをもらう
初めてのやり取りに不安を感じることは自然なことです。
自己紹介や会話の内容に自信がない場合は、事前に信頼できる人に内容を確認してもらいましょう。
一方的に話さない
初対面の相手との会話では、一方的に話し続けないように注意しましょう。
相手の趣味や好きなことを質問したり、相手が話している内容を掘り下げたりすると良いでしょう。
一方的に話すと相手を不快にさせる可能性がありますし、相手のことを知らないまま会話が終わってしまいます。
【番外編】ちなみに「自己紹介」って英語で?



「自己紹介」を英語でなんと言うか知ってますか?
自己紹介は「self-introduction」で表せます。
また、「自己紹介させてください。」と言いたい場合は「introduce myself」を使い、「Let me introduce myself.」となります。
まとめ
本記事では、英語で自己紹介する方法について例文を交えて紹介しました。
英語で自己紹介するのは緊張しますが、事前に文章を考えておくことでリラックスして話すことができます。
自己紹介する状況によっても適切な表現が変わってくるため、本記事で紹介した内容を使いながら練習してみてください。
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まだ使ったことがない方はぜひ挑戦してみてください。